なぜ今海運が上がっているのか
現在、コロナウイルスが徐々に収まってきて普段の生活に戻りつつある今日この頃。
最近海運の株価上昇が目立っている。
そこでなぜ上昇しているのか追求してみた。
一言で言えば、 海運株急騰の理由は決算で業績の急回復が誰の目にも明らかとなり、本来の企業価値と現在の株価を比較した際に相当な割安感が台頭したためだといえる。また財務体質の改善による増配が予想されていることも株価上昇の要因となっているとみる。
海運株
日本郵船(9101)
商船三井(9104)
川崎汽船(9107) など
今後の海運株の展望
これからもコロナ禍からの需要回復で市況が急回復し、今期は354%増益予想となっている。日本郵船は純利益で7100億円、商船三井は同4800億円といずれも前年の5倍超となる予想で大手を中心に業績が多く伸びる見通しである。 またアメリカにおいても新型コロナウィルスの新たな変異種「オミクロン株」の感染者が確認されたことを受け、海上コンテナの値上げを行う港湾の混雑解消が遅れてコンテナ船の運賃市況がさらに上昇する可能性などが意識される。