貯め方より使い方が重要??
貯金とは,単純に言えばお金を使わないことです。
そして
今日お金を使わないと言う事は明日お金を使う能力が手に入ると言うことを意味します。
つまり貯金とは支出を先延ばしにすることでもありますし、今使わずにいれば、将来お金が必要になったときに使えるということです。
先の事は誰にもわかりません。もしかしたら今の収入ではとても追いつかないようなお金が必要になるかもしれません。
または収入が大きく下がって貯金がなければ生活できなくなるのかもしれません。
つまり貯金をする第一の理由は将来の支出に備えると言うことです。
そして貯金をする第二の理由は、人生の大きな目標を達成するためです。
高校生や大学生社会人になりたての若い人であれば、大学、車、家、結婚と子育て、企業といったあたりが大きな目標になるのではないでしょうか。
そのすべてにお金が必要だと言うことを考えれば、貯金の大切さがよくわかるはずです。
そして貯金をする第3の理由は、まさかの時に備えること。
ノートパソコンが壊れたら新しいものを買うのにお金が必要です。
車の故障でも修理にお金が必要です。
遠くに住む友達が辛い出来事で落ち込んでいたら、すぐに駆けつけて力になってあげたいがそれにもお金が必要です。
空き巣に遭い、十分な保険にも入っていなかったら、盗まれたものを買い揃えるお金が必要です。事故で入院した時もお金がかかります。どんな立派な人であってもいつ不運に見舞われるか分かりません。そんな時、手元にまとまったお金があればダメージを最小限に抑えることができます。
そして貯金をする最後の理由は、人生における自立を実現することです。
貯金は1つの習慣であり、貯金ができると言う事は人格の1部になります。人生をきちんと考え計画を実行する粘り強さと自制心がある証拠です。
貯金ができる人は目の前に欲しいものがあっても将来の大きな目標を達成するためにぐっと我慢します。
今日に「ノー」と言い、未来に「イエス」と言う力を備えています。
計画的にお金を使い、貯金を続ける習慣を身に付けることができたら人生のどんな場面でも正しい自制心を発揮することができるでしょう。
