そもそもお金とは何か?
お金。誰でもお金が必要ですよね。
お金はあればあるほど良いものです。
しかしそもそもお金とは何なのでしょうか??
人生で欲しいものを手に入れる手段だと考えているのなら、
あなたの答えが正解だと思います。
お金とはつまるところ欲しいものや必要なものを手に入れる手段でしかない。お金のこういった機能は「交換の手段」と呼ばれます。
これは、お金には、お金によって手に入れるものやサービスと同じ価値があると言う意味です。
しかし、お金には別の関係もあります。
たとえモノやサービスと交換しなくても「お金そのもの」にも価値があります。
例えば、アメリカの通貨の「ドル」なら持っているドルの「数字」がそのまま「価値」になります。
つまり、お金には後で使うために貯めると言う側面もあります。
このお金の機能は「価値の保存」と呼ばれています。
さらに経済の専門家に言わせると
お金にはまた別の役割があります。それは「価値の尺度」と呼ばれる機能です。
「価値の尺度」はモノやサービスの価値をお金で表すと言う意味になります。
大昔の人はお金を使っていませんでした。
欲しいものがあったらお金を払うのではなく自分の持っているものと交換する。
いわゆる「物々交換」と 呼ばれるシステムです。
人口が少なく、単純な社会であれば、このシステムでうまくいくでしょう。現代でもぜひ交換は普通に行われている部分でもあります。「お皿を洗ってくれたら宿題を手伝ってあげる」「レポートの構成をしてくれたら車で送ってあげる」というように。
人口が多くなりに伴い登場したのがお金です。
元は貴重な金属がお金に使われることが多かったです。
アメリカの場合は独立したばかりの頃に「金本位制」と言う制度が採用されました。
これは紙のお金がいつでも決まった金額の金と交換できると言う制度です。この制度が受け入れられたのは人々が安心してお金を信用することができたからです。
お金が紙幣と言う形を持ち、さらにそれがただの上ではなくゴールドと言う裏付けもあります。
現在アメリカでは金本位制は廃止され、不換紙幣と呼ばれているアメリカなどの国で使われている紙幣があります。これはゴールド等の貴金属のような物理的な裏付けがないと言う意味です。
世の中に出回っているすべてのお金のことをマネーサプライ(実際に世の中に出回るお金の量)と呼びます。
まとめ
このようにお金には「交換手段」「価値の尺度」「価値の保存」があります。
そして昔からお金は様々なものに変化していることがわかります。これからも変わっていくかもしれませんね。
これらはアメリカの高校生が学んでいるお金の教科書から引用しましたぜひ読んでみて下さい。